お客様へ令和5年12月22日)

年末年始の配送について

 

いつも私たちのお米をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

年末年始の配送についてですが、12月25日までのご注文に関しましては、年内に配送させていただきます。

12月26日以降のご注文につきましては1月10日以降の出荷となります。

ご迷惑をおかけし申し訳ございませんがよろしくお願い致します。

 

お客様へ(令和5年10月14日)    

 

新米の販売について

いつも私たちのお米をご愛顧頂き誠にありがとうございます。 

令和5年度産のお米を1015日より販売を開始させていただきます。

 

今年の夏は本当に暑く、なかなか思うような稲づくりが出来ませんでした。

そんな中でもお稲さんたちはなんとか頑張って実ってくれました。

 

どうすれば美味しいお米を作る事が出来るのか、毎年試行錯誤しながら取り組んでいるのですが、その一つとして水管理がお米の味に大きく影響するように思っています。

特にその水管理において、私たちは一般的なやり方とは少し違うやり方をしているのですが、それが今年の暑さでは大きく影響してしまったように思います。

 

松川村にきて2年目の時に、本当に美味しいお米が出来ました。

自分で言うのもなんですが、これほどまでに美味しいお米は他のどこにもないと思ったほどでした。

塩もおかずも海苔も何もいらず、お米だけで食べてとてもとても美味しかったのです。

 

今までお米の味はそれほど大きな差はないだろうと思っていたのですが、このお米を食べた時は、こんなに美味しいお米が出来るのかと心の底から思いました。

今思うと神がかっていたとしか思えません。

 

その時から、その味がどうしても忘れる事が出来ず、どうすればその時の様な美味しいお米になるのか、その後、とにかく色々と試行錯誤を繰り返してきました。

そしてたくさんの、たくさんの失敗をしてきました。

 

しかしどうしてもその味にたどり着くことが出来ません。

その時のやり方と同じようにしていても、自然が相手なので、当然同じようにはいきません。

今となっては本当に幻のお米です。

残念ながら今年もその当時の様なお米は作る事が出来ませんでした。

 

どうしてあの様な美味しいお米が出来たのだろうか?

その答えがわからず、ここ数年ずっと私の頭を悩ませてきました。

 

いくら自然栽培といえども、普通の水管理をしていればもう少し収穫量も上がったと思います。

そこまでこだわらなくてもよいのではないかと何度思ったことでしょう。

また失敗を繰り返し何度心が折れそうになったことでしょうか。

 

それでも、自分たちはもちろんのこと、お客様にもあの美味しいお米を是非食べていただきたいという思いから、毎年今年こそは今年こそはとやり方を変えてやってきました。

その度にうちのめされてきました。

本当に自分でもバカだなと思います。

 

しかし今だにあの時の様なお米は出来ないのですが、それでも少しずつではありますが、美味しいお米が出来るようになってきて、お客様に美味しいと言っていただけるようになってきたことはとても嬉しいですね。

 

今年の稲作りを終え振り返ってみた時、その当時なぜあの様な美味しいお米が出来たのか?

今年のお稲さんを見ていてようやくその理由がわかったような氣がしました。

もちろんそれが正しいかどうかわはやってみないと分かりませんが‥‥

 

いままでやってきたことがようやく繋がったと感じました。

ただこのやり方は本当に勇氣と忍耐と観察が必要です。

どんな事でもある道を追求する、極めようと思うとそれなりの苦労はつきものですね。

いつかまたあの幻のお米が出来る事を願っています。

 

今年はお稲さんも私もとてもしんどい一年でした。

種まきをし、まだ芽が出てない時から毎日田んぼに行っては種さん達に、田植えをしてからはお稲さん達に声をかけ続け、一緒に頑張りました。

雨の日も風の日も嵐の日も毎日田んぼの周りを歩き続けました。

今思うともう少しお稲さんたちの声を聞いてあげれば良かったと反省しています。

正直、今年は納得のいくお米作りではありませんでしたが、私たちの愛情はたっぷり入ったお米です()

 

お米についてですが、

「朝日」は一般的なうるち米で、どなたにでも食べやすい旨味のある美味しいお米だと思います。

 

「亀の尾」は純粋なうるち米ではなく、酒米にもなるお米です。

他のお米にはあまり感じない「香り」があり、栽培の仕方やあるいはその年の天候によって「香り」の出方が大きく変わってきます。(亀の尾にもいくつか種類があり、香りのないお米もあるようです)

そのため一年一年風味が異なり「亀の尾」の栽培はとても難しく感じています。

 

ただ亀の尾は特に玄米で食べると他のお米とは違う風味豊かな味わい深さを感じます。

亀の尾で作った麹や玄米コーヒー、米粉麺、そして日本酒にしても他のお米で作ったものと違い深い味わいを感じさせてくれます。

特に玄米食の方には亀の尾を是非一度ご賞味いただければと思います。

 

令和5年度産のお米が皆様のお口に合うかどうかわりませんが、暑い、暑い夏を乗り越え、頑張ってきたお米さんたちを是非皆様にご賞味いただければ嬉しく思います。

 

だいぶ長くなってしまいましたが、いつも私たちの事を応援して下さるお客様に心より感謝致します。

ありがとうございます。

 

 

 

お客様へ令和4年12月22日)

年末年始の配送について

 

いつも私たちのお米をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

年末年始の配送についてですが、12月25日までのご注文に関しましては、年内に配送させていただきます。

12月26日以降のご注文につきましては1月10日以降の出荷となります。

ご迷惑をおかけし申し訳ございませんがよろしくお願い致します。

 

 

お客様へ令和4年10月25日)

価格改定について

 

いつも私たちのお米をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

さてこの度、大変心苦しいのですが、令和4年度産からお米の価格を改定させていただく事にしました。

 

平成28年度から松川村でお米の生産・販売を開始したのですが、いままで一度も値上げをしたことはありませんでした。

しかし年々物価の上昇や農機具の購入・修理、各資材の値上げなどにより、これまでの価格ではお米の品質を保つ事が厳しいと

判断しました。

 

これまで値上げをしないためにも、生産技術を高め少しでも収穫量のアップを図ってきました。

しかし、私たちの技術不足かもしれませんが、信州にきて9年間自分達なりに努力をし、お米作りに励んできましたが、

やはり無肥料栽培ということもあり、慣行栽培や有機栽培に比べると収穫量が圧倒的に少ないのが現状です。

また、私たちは無農薬・無肥料栽培でしかも稲架かけ天日干しでやっているためどうしても時間的・作業的にも

これ以上耕作面積を増やす事が出来ません。

 

同じ品種を自然栽培(無農薬・無肥料)で作っても、地域によって、田んぼによって、水によって、作り手によって、

栽培方法によってなど、様々な要因によって、味も収穫量も異なります。

 

必ずしも自然栽培のお米だから美味しいのではありません。

それぞれの農家の皆様が、苦労しながら良いものを作ろうと努力され、その結果美味しいお米が出来上がってくるのです。

 

私たちも、お客様に喜んでもらうため、常に「味」に一番のこだわりを持って作らせていただいています。

美味しいお米を作るにはどうしたら良いのか、毎年試行錯誤しながら作っているのですが、

なかなか思うようにはいかず、これまでの道のりは失敗の連続でした。

 

米作りは年に一度しか作る事が出来ません。その中で失敗から学んだことを次に生かしてやっているのですが、

それでも次から次へと新たな問題に直面し、上手く対応出来ずに残念な結果になってしまうことも多々ありました。

 

もちろん、美味しく出来ることもあれば、反対に全く期待外れで、これではお客様に喜んでいただく事は出来ないと思い、

販売をやめたこともあります。

草や虫に負け収穫量が激減したこともあります。

 

そういう繰り返しの中で、お米の品質を高める努力・工夫をしてまいりました。

しかしどれだけ頑張っても、最後は結果です。

美味しくなければお客様に買っていただく事は出来ません。

また美味しく出来ても収穫量が伴わなければお米作りを継続する事は出来ません。

 

私たちは、全国で、うるち米で最大の耕作面積(30%以上)をもつコシヒカリの様な比較的作りやすい品種ではなく、

「亀の尾」「朝日」といった在来種を栽培しています。

(在来種にこだわるのは、ホームページの「お米について」の所をご参照ください)

これらが「幻のお米」と言われるのは、作りづらく、農家の方が作るのをやめていったからにほかなりません。

 

しかし、お米の味やエネルギーの事を考えると、どこまで出来るかどうかわかりませんが、体力が続く限りは「亀の尾」「朝日」といった在来種で、無農薬・無肥料の自然栽培かつ稲架かけ天日干しのお米を作っていきたいと思うのです。

 

いままでご購入いただいてきたお客様には大変申し訳ございませんが、私たちがこれからも

美味しくて、エネルギーのあるお米を作らせていただくためにも何卒、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

長い文章になってしまいましたが、平素より皆様に応援していだき心より感謝申し上げます。

本当にいつもありがとうございます。

 

 ★令和4年度産のお米は、美味しく出来上がったと思います。是非一度ご賞味いただければ嬉しく思います。

 

 

 

お客様へ令和3年12月22日)

年末年始休業のお知らせ。

12月26日(日)~1月10日(月)までお休みとさせていただきます。

12月25日(土)までにいただいたご注文は、年内にお届け致します。

12月26日(日)以降のご注文は1月11日(火)以降の配達とさせていただきます。

お客様にはご迷惑をおかけし申し訳ございませんがよろしくお願い致します。

 

お客様へ

私たちは平成2712月末に松川村へ移住し、平成28年の春から本格的にお米作りをさせていただきました。ここまで来ることが出来たのは、多くの方々に助けていただき、応援していただいたお蔭です。本当に感謝の氣持ちでいっぱいです。

 

無農薬、天日干しというのは本当に手間暇がかります。また無肥料だと収穫量も慣行農法や有機農法と比べるとかなり少ないのが現状です。それでも美味しく、安心して食べていただけるものを作りたいとの思いから、そのように取り組んできました。

価格的にはどうしても高くなってしまいますが、その点をどうかご理解いただければ幸いです。

 

私たちは食べ物の中で何よりもお米が大好きで、そして何よりも大切なものだと思っています。

そんなお米を愛情込めて作らせていただきました。自然の力で育った、我が家の愛情たっぷりのお米をご賞味いただければ嬉しく思います。

 

我が家のお米は農薬を一切使用していないため、虫が食べた跡(黒い斑点など)のお米が混じっている場合があります。また突然変異をした赤や黒などのお米、籾(もみ)、草の種なども少し混じる事があります。袋詰めの際、確認をしているのですが、すべて取り除くことは出来ません。その旨、何卒ご了承いただきますようよろしくお願い致します。

 

まだまだ勉強中の身なので、ご満足のいくものを提供出来ないかもしれません。また、なにかと不備な点もあるかと思います。完璧なものを求められる方はご遠慮いただいたほうが良いかと思います。私たちのお米に対する思いをご理解いただき、応援してあげるよという方に是非お買い求めいただければ嬉しく思います。今後とも良きお米を作っていけるように努力していきますのでご指導いただければ幸いです。